【 フェアポート・コンヴェンション復帰後のライヴ / Live of Fairport Convention ver. 09 】

サンディ・デニー / Sandy Denny が復帰したフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のライヴ盤が４組発売されている．

このペイジで紹介しているアルバム．
　− 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』
　− 『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 ［？海賊盤］
　− 『Fairport Convention : Many Ears to Please (CD/2006)』 ［△販売ルート限定］
　− 『Fairport Convention : Who knows? 1975 - The Woodworm Archives Vol.1 (CD/2005)』

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention 復帰のペイジで紹介するアルバム
　− 『Fairport Convention : Fairport Live Convention (LP/1974 → CD/1990 → CD⁺/2005)』
　− 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975 → CD/1992 → CD⁺/2005)』

『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』

１９７４年５月のアメリカ・ツアーの際にコロラド州デンヴァーで行なわれたの２日間のライヴ．
海賊盤 『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 の３年後に正規発売されたもので、２枚組ＣＤの１枚目が１日目のライヴ、２枚目が２日目のライヴ．
楽器の全音域が取れているだけでなく、楽器間のバランスもよいのでＰＡのモニターかだと思われるが、あくまで推測である．
ＣＤ１枚目 （１日目） はステレオだが、ＣＤ２枚目 （２日目） はモノラルとなっている．

メンバーは、
　− サンディ・デニー （Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ）
　− ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、リード・ギター）
　− トレヴァー・ルーカス （Trevor Lucas 、ヴォーカル、リズム・ギター）
　− デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴォーカル、ヴァイオリン）
　− デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス）
　− デイヴ・マタックス （Dave Mattacks、ドラムズ）

２００５年９月から録音を開始する 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される "Rising for the moon [Sandy Denny]" / "One more chance [Sandy Denny]" を演奏している．

この日の演奏で、アコースティック・ギターは１本しか聞こえず電気ピック・アップをつけた音色なので、トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas だけがアコースティック・ギターを弾き、サンディ・デニー / Sandy Denny はピアノだけを演奏していると思われる．

ＣＤ１枚目 （１日目）
1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:14) 《01》
2) Solo [Sandy Denny] (05:50) 《02》
3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (05:10) 《03》
4) One more chance [Sandy Denny] (08:51) 《04》
5) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (13:33) 《05》
6) It'll take a long time [Sandy Denny] (07:10) 《06》
7) Matty Groves [Trad.] (10:55) 《07》
8) The hens march through the midden & The four poster bed [Trad.] (08:48) 《--》
9) Down in the flood [Bob Dylan] (04:08) 《--》

ＣＤ２枚目 （２日目）
1) Matty Groves [Trad.] (07:39) 《--》
2) Solo [Sandy Denny] (05:57) 《--》
3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (05:39) 《--》
4) Fiddlestix (The devil in the kitchen) [Trad.] (03:21) 《--》
5) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (07:27) 《08》
6) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (04:54) 《09》
7) The Hexhamshire lass [Trad.] (05:37) 《--》
8) Bring 'em down [Trevor Lucas] (12:04) 《--》
9) Down in the flood [Bob Dylan] (04:03) 《10》
10) John the Gun [Sandy Denny] (06:57) 《11》
11) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:46) 《--》

《 》は 『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 での収録順．

ＣＤ１枚目 （１日目）
1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:14) 《01》

◇

この年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

◇

司会者の紹介がないので、『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 の演奏より２５秒短い．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

2) Solo [Sandy Denny] (05:50) 《02》

◇

前年６月に発売されたサンディ・デニー / Sandy Denny の最新作 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (05:10) 《03》

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

4) One more chance [Sandy Denny] (08:51) 《04》

◇

この年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

5) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (13:33) 《05》

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで、リチャード・トンプソン / Richard Thompson かジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が間奏のアド・リブで活躍する曲．ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が脱退した後も、クロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でリチャード・トンプソン / Richard Thompson とジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue がソロを繰り広げている．

・

トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas 、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick、サンディ・デニー / Sandy Denny のコーラスではじまり、ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、電気ギター） → コーラス → デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス・ギター） → デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴァイオリン） と続く．
ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue のリード・ギターとデイヴ・ペグ / Dave Pegg のベイス・ギターは音を左右に振っているが、実際のステイジでどうしているかは不明．
サンディ・デニー / Sandy Denny はピアノも弾いている．

6) It'll take a long time [Sandy Denny] (07:10) 《06》

◇

１９７２年のＬＰ 『Sandy Denny : Sandy (LP/1972)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue のストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar が特徴．

7) Matty Groves [Trad.] (10:55) 《07》

◇

『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』 からの現在までのフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の十八番．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

8) The hens march through the midden & The four poster bed [Trad.] (08:48) 《--》

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Rosie (LP/1973)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

9) Down in the flood [Bob Dylan] (04:08) 《--》

◇

ソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

ＣＤ２枚目 （２日目）
1) Matty Groves [Trad.] (07:39) 《--》

◇

『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』 からの現在までのフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の十八番．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

2) Solo [Sandy Denny] (05:57) 《--》

◇

前年６月に発売されたサンディ・デニー / Sandy Denny の最新作 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (05:39)

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

4) Fiddlestix (The devil in the kitchen) [Trad.] (03:21) 《--》

◇

１９７３年に発売されたシングル盤 "Rosie" のＢ面で、フェアポート・コンヴェンショのレパートリーとなり現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

5) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (07:27) 《08》

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny の代表作．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

6) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (04:54) 《09》

◇

前年６月に発売されたサンディ・デニー / Sandy Denny の最新作 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノだけで、伴奏はない．

7) The Hexhamshire lass [Trad.] (05:37) 《--》

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Nine (LP/1973)』 から．

・

デイヴ ・スウォーブリックのヴォーカル．サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

8) Bring 'em down [Trevor Lucas] (12:04) 《--》

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Nine (LP/1973)』 の曲．トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas はフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention では４回録音していて、この日はライヴでは２回目の録音．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はバッキング・ヴォーカル．

9) Down in the flood [Bob Dylan] (04:03) 《10》

◇

ソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．　

10) John the Gun [Sandy Denny] (06:57) 《11》

◇

ソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノ．

11) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:46) 《--》

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 から．

・

インストルメンタルではじまり、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴォーカルになる．サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

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『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 ［？海賊盤］

『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 より３年前に発売された海賊盤．
客席からステレオ・マイクを使った録音だと思われるが、あくまで推測である．
このＣＤと 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 とを聴き比べたところ、(1) から (7) までの７曲が１日目のセットで、(8) から(11)までの４曲が２日目のセットとなっている．
(7) の "Matty Groves [Trad.]" の６分４秒 （曲紹介のあとの演奏では４分４３秒） のところ、録音が止まっている．
１曲目から "Matty Groves [Trad.]" の６分４秒までの経過時間は４９分２９秒で、当時一般的だったオープン・リール、発売されて間もないカセット・テイプとも、録音時間は３０分・４５分・６０分しかなかったはずなので、テイプの終わりが近づいたのではなく、機器の調子がよくなくなり録音をとめたと考えられる．
ＣＤ化に際しては、１日目の７曲に、前日の演奏と重複しない２日目の４曲を収録したものと考えられる．

ＣＤの裏カヴァーには、追悼盤 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』 にジョー・ボイド / Joe Boyd が書いた文章がそのまま記載されている．
また、翌年参加するブルース・ローランド / Bruce Rowland が入った写真が使われている．

メンバーは、
　− サンディ・デニー （Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ）
　− ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、リード・ギター）
　− トレヴァー・ルーカス （Trevor Lucas 、ヴォーカル、リズム・ギター）
　− デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴォーカル、ヴァイオリン）
　− デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス）
　− デイヴ・マタックス （Dave Mattacks、ドラムズ）

1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:36) 《1-01》
2) Solo [Sandy Denny] (05:44) 《1-02》
3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (04:53) 《1-03》
4) One more chance [Sandy Denny] (09:13) 《1-04》
5) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (13:13) 《1-05》
6) It'll take a long time [Sandy Denny] (05:45) 《1-06》
7) Matty Groves [Trad.] (06:05) 《1-07》
8) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (07:11) 《2-05》
9) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (05:09) 《2-06》
10) Down in the flood [Bob Dylan] (03:33) 《2-09》
11) John the Gun [Sandy Denny] (06:00) 《2-10》

《 》は 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 での収録順．

1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:36) 《1-01》

◇

この年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

・

司会者の紹介からはじまり、サンディ・デニー / Sandy Denny の "Thank you" で終わので 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 より２５秒長い．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

2) Solo [Sandy Denny] (05:44) 《1-02》

◇

前年６月に発売されたサンディ・デニー / Sandy Denny の最新作 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

3) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (04:53) 《1-03》

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

4) One more chance [Sandy Denny] (09:13) 《1-04》

◇

この年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

5) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (13:13) 《1-05》

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで、リチャード・トンプソン / Richard Thompson かジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が間奏のアド・リブで活躍する曲．ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が脱退した後も、クロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でリチャード・トンプソン / Richard Thompson とジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue がソロを繰り広げている．

・

トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas 、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick、サンディ・デニー / Sandy Denny のコーラスではじまり、ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、電気ギター） → コーラス → デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス・ギター） → デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴァイオリン） と続く．
ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue のリード・ギターとデイヴ・ペグ / Dave Pegg のベイス・ギターは音を左右に振っているが、実際のステイジでどうしているかは不明．
サンディ・デニー / Sandy Denny はピアノも弾いている．

6) It'll take a long time [Sandy Denny] (05:45) 《1-06》

◇

１９７２年のＬＰ 『Sandy Denny : Sandy (LP/1972)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue のストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar が特徴．

7) Matty Groves [Trad.] (06:05) 《1-07》

◇

『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』 からの現在までのフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の十八番．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

・

１分２１秒の曲紹介のあと、演奏は４分４３秒で途切れている．

8) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (07:11) 《2-05》

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny の代表作．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

9) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (05:09) 《2-06》

◇

前年６月に発売されたサンディ・デニー / Sandy Denny の最新作 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノだけで、伴奏はない．

10) Down in the flood [Bob Dylan] (03:33) 《2-09》

◇

ソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

11) John the Gun [Sandy Denny] (06:00) 《2-10》

◇

ソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノ．

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『Fairport Convention : Many Ears to Please (CD/2006)』 ［△販売ルート限定］

ＬＰを録音中に行なったヨーロッパ・ツアーで１９７５年２月５日のオスロでのライヴ．前年１２月の録音後デイヴ・マタックス / Dave Mattacks が 突然脱退したので、フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のロード・スタッフだったポール・ウォーレン / Paul Warren が急遽ドラマーで参加している．
このＣＤを聴く限りでは、ポール・ウォーレン / Paul Warren の技量は判断できないが、スタッフとして同行してきただけにすべての曲をこなしている．ポール・ウォーレン / Paul Warren の演奏が録音されている唯一のＣＤ．

メンバーは、
　− サンディ・デニー （Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ）
　− ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、リード・ギター）
　− トレヴァー・ルーカス （Trevor Lucas 、ヴォーカル、リズム・ギター）
　− デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴォーカル、ヴァイオリン）
　− デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス）
　− ポール・ウォーレン / Paul Warren （ドラムズ）

一般販売されていなくて、発売元であるノルウエイのMolldur Records の通販だけでの発売．

テイプを巻き取る空リールが手元になかったので "Six days on the road [Earl Green & Carl Montgomery]" の１コーラス目が録音できていないことと "Sloth" にトラブルがあったので収録されていないことがライナー・ノーツに書かれている．

『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲で録音が済んだ "Rising for the moon [Sandy Denny]" / "One more chance [Sandy Denny]" を演奏している．
選曲 （このＣＤだけでの曲が２曲 "All along the watchtower" / "Six days on the road [Earl Green & Carl Montgomery]"）、演奏 （前後のライヴ盤とアレンジが異なっている）、録音・客席の反応ともにこの時期のライヴ （『Fairport Convention : Fairport Live Convention (LP/1974 → CD/1990 → CD⁺/2005)』 / 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 / 『Fairport Convention : Many Ears to Please (CD/2006)』 / 『Fairport Convention : Who knows? 1975 - The Woodworm Archives Vol.1 (CD/2005)』） のなかでは一番のお勧め．
ノルウエイのMolldur Records に発注してから一週間強で到着するが、送料込みでは４千円を超える．一般発売されれば是非とも手元に置きたい１枚．

1) Down in the flood [Bob Dylan] (03:27)
2) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:49)
3) Solo [Sandy Denny] (05:10)
4) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (04:16)
5) It'll take a long time [Sandy Denny] (05:57)
6) One more chance [Sandy Denny] (08:57)
7) The Hexhamshire lass [Trad.] (03:36)
8) Fiddlestix (The devil in the kitchen) [Trad.] (02:58)
9) All along the watchtower [Bob Dylan] (04:19)
10) Six days on the road [Earl Green & Carl Montgomery] (03:24)
11) John the Gun [Sandy Denny] (04:52)
12) Matty Groves [Trad.] / Greeting / Encore / Introduction (09:19)
13) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:01)
14) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (06:57)

1) Down in the flood [Bob Dylan] (03:27)

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

2) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:49)

◇

前年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

3) Solo [Sandy Denny] (05:10)

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ３作目 『Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz (LP/1974)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

4) Dirty linen (Last night's fun / Paddy on the railroad / Drops of brandy / Poll ha'penny) [Trad. / Trad. / Trad. / Trad.] (04:16)"

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

5) It'll take a long time [Sandy Denny] (05:57)

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ２作目 『Sandy Denny : Sandy (LP/1972)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

6) One more chance [Sandy Denny] (08:57)

◇

前年の１２月に録音し、『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 に収録される曲．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

7) The Hexhamshire lass [Trad.] (03:36)

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Nine (LP/1973)』 から．

・

デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴォーカルで、サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

8) Fiddlestix (The devil in the kitchen) [Trad.] (02:58)

◇

１９７３年に発売されたシングル盤 "Rosie" のＢ面で、フェアポート・コンヴェンショのレパートリーとなり現在も演奏されている．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

9) All along the watchtower [Bob Dylan] (04:19)

◇

ボブ・ディラン / Bob Dylan の１９６８年のＬＰ 『Bob Dylan : John Wesley Harding (LP/1968)』 をカヴァーしている．フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention としてはこの日だけしか演奏していない．

・

トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas のヴォーカル．

10) Six days on the road [Earl Green & Carl Montgomery] (03:24)

◇

前年にサンディ・デニー / Sandy Denny がバッキング・ヴォーカルでトレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas がアコースティック・ギターとバッキング・ヴォーカルで参加してしたブライアン・マキシン / Brian Maxine （Brian Maxine） のＬＰ 『Brian Maxine : Ribbon Of Stainless Steel (LP/1974)』 で演奏していた曲．
また、『Marc Ellington : Rains / Reins Of Change Alligator Man (LP/1971)』 でフェアポート・ファミリーと組んで伴奏をつとめたザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers のレパートリーでもある．

・

テイプを巻き取る空リールが手元になかったので、１コーラス目が録音できていないとライナー・ノーツに書かれている．直前の "All along the watchtower" までの演奏時間が４４分弱なので、テイプ交換した事情はわかるが、テイプ・レコーダーを一台しか用意しなかった事情は不明．

・

トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas とサンディ・デニー / Sandy Denny のデュエット．

11) John the Gun [Sandy Denny]　(04:52)

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

12) Matty Groves [Trad.] / Greeting / Encore / Introduction (09:19)

◇

『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』 からの現在までのフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の十八番．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．演奏は６分５５秒で終わり、挨拶・アンコールの呼び声・メンバーの紹介が続く．

13) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:01)

◇

『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からの曲で、ライヴではよく演奏される．

・

インストルメンタルではじまり、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴォーカルになる．サンディ・デニー / Sandy Denny はタンバリンを叩いている．

14) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (06:57)

◇

サンディ・デニー / Sandy Denny の代表作．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

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『Fairport Convention : Who knows? 1975 - The Woodworm Archives Vol.1 (CD/2005)』

１９７５年１０月３１日にブルネル大学で行なわれたライヴ．
ドラマーがブルース・ローランド / Bruce Rowland の唯一のライヴ．

メンバーは、
　− サンディ・デニー （Sandy Denny、ヴォーカル、アコースティック・ギター、ピアノ）
　− ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、リード・ギター）
　− トレヴァー・ルーカス （Trevor Lucas 、ヴォーカル、リズム・ギター）
　− デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴォーカル、ヴァイオリン）
　− デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス）
　− ブルース・ローランド （Bruce Rowland、ドラムズ）

『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 が５月に発売された後なので "Rising for the moon [Sandy Denny]" / "One more chance [Sandy Denny]" / "Restless" / "Stranger to himself [Sandy Denny]" / "Iron lion" を収録している．

1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:34)
2) One more chance [Sandy Denny] (07:45)
3) The brilliancy medley & Cherokee shuffle [Eck Robinson & Tommy Jackson] (03:57)
4) The Hexhamshire lass [Trad.] (02:29)
5) Restless [Trevor Lucas & Pete Roach] (04:09)
6) Stranger to himself [Sandy Denny] (03:16)
7) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (18:15)
8) Iron lion [Trevor Lucas] (03:58)
9) John the gun [Sandy Denny] (04:57)
10) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:29)
11) Medley : The lark in the morning / Rakish Paddy / Foxhunter's jig / Toss the feathers [Trad.] (05:18)
12) Down in the flood [Bob Dylan] (03:54)
13) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (06:53)

1) Rising for the moon [Sandy Denny] (04:34)

◇

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の最新ＬＰ 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

2) One more chance [Sandy Denny] (07:45)

◇

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の最新ＬＰ 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

3) The brilliancy medley & Cherokee shuffle [Eck Robinson & Tommy Jackson] (03:57)

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Nine (LP/1973)』 から．

・

サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

4) The Hexhamshire lass [Trad.] (02:29)

◇

第８期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08] のＬＰ 『Fairport Convention : Nine (LP/1973)』 から．

・

デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴォーカルで、サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

5) Restless [Trevor Lucas & Pete Roach] (04:09)

◇

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の最新ＬＰ 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 から．

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トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas がリード・ヴォーカルで、サンディ・デニー / Sandy Denny はバッキング・ヴォーカル．

6) Stranger to himself [Sandy Denny] (03:16)

◇

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の最新ＬＰ 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとアコースティック・ギター．

7) Sloth [Richard Thompson & Dave Swarbrick] (18:15)

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『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からのレパートリーで、リチャード・トンプソン / Richard Thompson かジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が間奏の 長いアド・リブで活躍する曲．

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トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas 、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick、サンディ・デニー / Sandy Denny のコーラスではじまり、ジェリー・ドナヒュー （Jerry Donahue、電気ギター） → コーラス → デイヴ・ペグ （Dave Pegg、ベイス・ギター） → デイヴ・スウォーブリック （Dave Swarbrick、ヴァイオリン） と続く．

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ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が脱退した後も、クロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival ではリチャード・トンプソン / Richard Thompson とジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue がソロを繰り広げている．

8) Iron lion [Trevor Lucas] (03:58)

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フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の最新ＬＰ 『Fairport Convention : Rising For The Moon (LP/1975)』 から．

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トレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas がリード・ヴォーカルで、サンディ・デニー / Sandy Denny はバッキング・ヴォーカル．

8) John the Gun [Sandy Denny] (04:57)

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サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルとピアノ．

10) Sir B. McKenzie [Richard Thompson, Dave Swarbrick, Simon Nicol & Dave Mattacks] (06:29)

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『Fairport Convention : Full House (LP/1970)』 からの曲で、ライヴではよく演奏される

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インストルメンタルではじまり、デイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴォーカルになる．サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

11) Medley : The lark in the morning / Rakish Paddy / Foxhunter's jig / Toss the feathers [Trad.] (05:18)

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『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏に参加していない．

12) Down in the flood [Bob Dylan] (03:54)

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サンディ・デニー / Sandy Denny のソロ・デビューＬＰ 『Sandy Denny : The North Star Grassman and The Ravens (LP/1971)』 から．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカルだけ．

13) Who knows where the time goes? [Sandy Denny] (06:53)

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サンディ・デニー / Sandy Denny の代表作．

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サンディ・デニー / Sandy Denny はヴォーカル．
アコースティック・ギターを弾いているかどうかは、ＣＤを聴いた限りでは判断しにくい．

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２００８年９月１２日登録